January 29, 2007

情報をつなげる

マンションの理事会があった。ちっぽけなマンションではあるが、なんと副理事長だったりする。まあ別に推薦されたわけでもなく、順繰りだからどうってことはないとは言え、性格が性格だけに、「いいマンションにしたい」という責任感を持ってしまっている。

責任感というのは時に面倒なもので、やり過ごしてしまえばいいものがいちいち気になってしまう。早い者勝ちの既得権益、他者に迷惑をかけているという想像力の欠如、バレなけりゃいいと思っている無責任。まあ、社会の縮図か。

どうも最近、世の中の頭が悪くなってきている気がしてならぬ。思考の持久力がないというか、結論を急ぐというか。具体的には言えないが、微妙に保ってきたデリケートなバランスが崩れて決壊するイメージを振り払うことができない。

「情報はつながりたがっている」と言ったのは誰だったっけか。「考える」ということは「情報をつなげる」ということだ。それが論理的であれ、ぶっ飛びであれ、「つながる」ことがまず大事。どうしたらつながるか。それは「つなげる」ことだ。「つなげる」から「つながる」。

つなげるために、シコシコとマインドマップをよく描いている。マインドマップを描くコツは、「汚く」「落書きのように」描くことだ、と思っている。シナプスがモショモショと伸びるイメージで脈略の線を「落書きのように」引く。まあダマされたと思ってやってみてくれ(誰に言っている?)。「落書きのように」「汚く」。あとは脳が勝手に整理してくれる。

January 23, 2007

憧れのLook

連れ合いがチョコレートを買ってきた。ラムレーズンが入っていた。口に合ったので、スーパーに行った折にお菓子売場に行ってみると、ブランデー入りやらワイン入りやら5種類くらい「季節限定」で売られていた。「芋焼酎ショコラ」を買った。

大きさは、一粒2センチ四方くらい。ショコラなんて今風にカッコつけてるけど、まあ昔風に言えば「焼酎ボンボン」だ。などと言いながら一つ口に入れる。あは。なかなかイケるやないの。アルコール入りだから飲酒運転にご注意だが。

なかなかイケる上に、不思議な感覚がそそる。そう。なにあろう、これは、大人のルックチョコレートなのだ。毎度(?)貧乏臭い話で恐縮だが、子供の頃、ルックチョコレートは憧れだった。なかなか食べることができなかった。たまに友だちの家で出してくれたりすると、それこそ子供みたいに(子供だったのだが)嬉しそうな顔をしていただいていたはずだ。チョコレートの中からフルーティな甘い蜜がトロっとこぼれてくる。

郷愁に耽りながら、ふと気付いた。ルックチョコレートは不二家だった。ミルキーは虫歯の詰め物が取れるだけだし、ネクターは飲まなくなって久しいし、「不二家の不祥事なんて関係な〜い」と思っていたら大間違い。ルックチョコレートだけはなんとかしてくれ。これは森永にお願いすべきなのか。

January 17, 2007

カルタ大会ってちと不思議

もう随分とやっていないが、正月と言えば百人一首(そうか?)。もう正月でもないのだが、今年は思い出しては書くことにしているから許せ。

百人一首の大会で気になっていることが一つある。それは、男のチャンピオンに「名人」、女のチャンピオンに「クイーン」という称号を与えることだ。いや、クイーンと来たら「キング」だろう、などと言いたいのではない。カルタを男女に分けて競うことの意味がわからんのだ。

高校時代に校内カルタ大会があった。3人で一チームをつくり、3対3で百人一首の勝負をする。皆、かなりレベルは高かったのだが、僕のチームは惜しくも準優勝だった(でもちょっと自慢)。もうあらかた忘れちゃったけど。「せをはや...」「ひさかた!」などと一時的に盛り上がっていたのも懐かしい。


January 14, 2007

ありがとう、ハブ

自宅のネットワークを無線LANにした。ま、ネットワークといっても、パソコン3台とプリンタだけだが。とはいえ、床にケーブルを這わせて有線でやっていると足に引っ掛けるし、見栄えも悪い。もうこれは無線にするしかない、とはずっと思っていた。これだけ普及しているおかげで、セットアップはとても簡単。ありがたいものだ。ちゃいちゃいと作業完了。パソコン同士もWEBも見れるぞ。

と思ったら、印刷ができない。プリンタドライバが「通信できない」と言っている。パソコンからプリンタは無線LANを通して見えているし、pingを飛ばせば返ってくる。何故だ。メーカーのサポートページを読んでみるが、該当する問題は見当たらない。うぅむ。。

ところでこのメーカー、電話サポートの受付が「土日祝日を除く9:00〜12:00と13:00〜17:00」になっている。要は「電話でサポートしたくない」ということだ。だって、そんな時間に家に居らんやん。おたくは役所かと。さすが、経団連の会長を出してるだけに、上から見下ろした対応ですな、などと嫌味も言いたくなる。こっちは「今」印刷できなくて困ってるちうのに。

仕方がないので、サポート宛に、所定の送信用ページからメイルを送ることにした。しかし、1024字以内で説明を書かなければいけない。「サポートは無駄なコストだ」と思っているのがミエミエだ。みっともない会社だなあ。

二日後に返事が来た。サポートページのURLの紹介だった。アホくささに脱力する。限られた文字数の中で、現象とか、自分で試してみたこととか、詰め込めるだけの情報を書いといたのに、それは無視かよ。こんなサポートに頼るのはやめて(まんまと相手の罠にハメられたのか?)、試行錯誤を再開する。

で、結局解決した。設定用のユーティリティソフトで、余計なスイッチを一つONにしていたのが原因だった。こういう問題は、えてして、わかってみれば「たったこれだけのこと」に過ぎないものだな。

ひとまず、やれやれ。無事に無線LAN全面開通。と喜びながら床を這っていたケーブルをしまっていると、机の裏から、10cm×8cmくらいの小さな4口のハブが出てきた。おお、お前、そこにおったんか。うちがネットにつながった頃に買ったやつだ。もうかれこれ10年になるか。小さい安物でも、自分の部屋にハブがある、というだけで感動していた。通信速度が「ISDNで64k。いえーい。なかなか速いぜ」と思っていた頃だ。これがほんの10年前。なんてことだ。

独り感傷に浸りながら、長年世話になった、そのちっぽけなハブをパソコンの備品袋にしまった。

January 12, 2007

今年の目標-全般篇

一年の計は元旦にあるはずなのだが、正月の元を取るように今頃計っている私。いつも夏休みの宿題を最終日にまとめてしていたツケか(関係ない)。

とはいえ、目標は疾うに胸に秘めている。そのまま秘めときゃいいのにわざわざ書く。

とにかく、私はやりたいことだらけ。「ヒマだ」と思った記憶がない。だから、「目標」というのは、「やる」ために決めるのではなく、「絞り込む」ために決める。だって時間が足らないもの。

もう随分と前になるが、信頼できる人生の先輩から、「お前は『やりたいこと』と『やらないといけないこと』があると、『やりたいこと』ばかりやる」と指摘をされた。うぅ、否定できん。やりたいことだらけなのに、この上、やりたくもないことまでやらなければいけないなんて。と言ってもいられないので、まず一つ決めた。

1. 家で、最低1時間「昨日まで知らなかったことわからなかったことを何か勉強する」。そして、自分を褒める。

自分で自分を評価する、というのがミソだな。そうだ。カレンダーに○×をつけるようにしよう。赤ペンで。

で、早速今日は?

今日は、ウインドミルのコツをつかんでしまった(気がする)。野球かよ。そう野球。正確にはソフトボール。まあいいだろ。評価するのは自分だ。って、他にもしているのだが、途中なので、区切りのよいところで褒めることにしよう。