September 28, 2006
今日までそして...
この23日に、つま恋で拓郎とかぐや姫の野外コンサートが開かれた。11歳上に兄がいたおかげで、拓郎やかぐや姫、陽水とかのレコードやカセットを物心ついた時から普通に聴いていた僕には、31年前に、やはりつま恋で、12時間ぶっ通しでやったという伝説のコンサートも、「ああ、なんかやってた」という記憶がある。31年前といえば、今31歳の人が生まれたてだったんだと思うと「光陰矢の如し」がなかなかリアルだ。拓郎が自らの30歳を記念して(?)「ローリング30(サーティ)」というアルバムを出したのは、そのつま恋の翌年ではなかったっけか。子供心に「拓郎って30歳なんや。おっさんやなあ」と思ったのもよく憶えている。
拓郎の歌で一番好きな歌は何かと訊かれたら、かなり悩んで「今日までそして明日から」にしようかなあ。時々、歯を食いしばりながら何かに耐えているようなそんな時、思い出したように、ヘタなギターを弾きながら歌ってきた歌だ。
拓郎が歌う「今日までそして明日から」で一番心に沁みたのは、20年ほど前だったろうか、テレビで観たシーン。拓郎の特集番組の中、あるコンサートでこの歌を歌っていた。ギター一本だった。♪私は今日まで生きてきました。時には誰かの力を借りて、時には誰かににしがみついて...♪
拓郎と20歳違いの僕は、昨日と今日の一泊二日で、初めて人間ドックに入ってきた。最終的な結果はこれからのドキドキだけれども、僕なりに「今日までそして明日から」だ。
20年前に観た拓郎特集の番組、録画したビデオ(VHSだ)がダンボールの中で眠っているはずだ。今度暇ができたら探してみるとするかな。
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