April 17, 2007

四條畷をどうする

昨日ちょっとしたひと山があり、それまで書くのを我慢していたから、久しぶりな気分だ。

統一地方選挙の後半戦が始まった。ここ四條畷でも市議選が行われる。四條畷市民になって、初めての市議選だ。前半戦では、府議選があったのだが、残念ながら四條畷市選挙区は、定数1名に立候補者1名で無投票当選。つまらーん。選挙管理委員会は楽できて予算も浮くからいいかもしれないけれども、一般有権者にとっては、基本4年に一度しかない機会なのだから、なんらかの意思表明くらいさせろ、という気になる。候補者が一人しかいないのだったら、当選は決まりでいいから、○か×くらい投票させてほしいもんだな。

○か×の投票と言えば、普通の投票では「この人には当選してもらいたい」とのポジティブ票を入れさせて、その数を競うわけだが、「この人には当選してもらいたくない」といったネガティブ票も入れていいことにしたらどうか。でもって、差分を得票とする。発想がちょっと暗いかもわからんが、これまでよりも少しは真意に近い有権者の意思表示になるだろうに。

前にも書いたが、四條畷市は大阪府内で一番人口の少ない市だ。有権者の数は4万5千人程度。市議選の定数が16人のところに18人が立候補している。投票率が40%くらいとして、約2万票を18人で取り合うのだから、もしかすると1,000票程度で議員になれるのか?

ちなみに、近隣の各市の有権者数は、ざくっと以下の通り(だったと思う)。

・交野市:6万人
・大東市:10万人
・門真市:11万人
・寝屋川市:20万人
・枚方市:30万人
・東大阪市:40万人

お隣の大東市の有権者数は四條畷市の2倍以上だけど、市議の定数は17名で一人多いだけ(合ってるよな)。単純に考えると四條畷の議員数は多過ぎる。でも、見方を変えれば議員一人当たりの支持者の数が少ないということなのだから、それだけキメ細かく市民の声が市政に届くはず、ということだ。自分の清き一票を誰に投票するかはこれから検討するけど、検討する基準は、やっぱり「自分だったらどうするか」だろう。

一応、四條畷市は「けいはんな学研都市」のハシクレだ。にしては、市の広報やら市長の市政方針を読むと、「活力都市・四條畷」みたいなスローガンは書いてあっても、「学研都市」の視点が一切見えないんだな。「けいはんな」の「はん」は四條畷のことだと言ってもいいくらいなのに。

さて、一週間、ちと考えてみる。

Posted by azure at 02:43:51 | from category: 社会 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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