January 11, 2007

2007年の福袋

もう正月も10日だというのに、福袋の話をしようとしている。年が明けてからというもの、人には会うわ、仕事は増やすわ(金にはならんが)で、書く暇がなかったのだからしょうがない。まあ、今年は、年頭から「大忙し」で突っ走るぞ!という覚悟なので、まずは幸先が良いということにしておこう。

幸先はともかく、福袋。行列を作って百貨店の初売りを待つほどではないけれども、正月のささやかな楽しみの一つが福袋だ。普段は得られないお買い得感がたまらない。もちろんまず予算ありきだから、手に5つも6つも下げて歩いている人の気が知れないが、まあ、程度問題。目くそ鼻くそ。嗚呼、我、小市民なり。

去年はエイヤっと奮発して、ウエッジウッドの3万円の福袋をかなり期待して購入してみたところ、いかにも「見切り品の詰め合わせ」な中身で大層がっかりした。そういう時は「ウエッジウッドなんかキライ」&「福袋なんかもう買うもんか」と思う。でも、喉元過ぎればなんとやら。今年もいそいそと、初売りの街へ繰り出した。

去年の失敗に懲りて、今年は慎重な上にも慎重に直感を働かせてうろついた。一応の下調べはするのだが、やっぱり人間は直感でしょう、などとウソブいていると、見慣れない美濃焼のディスプレイが目に入った。誘われるままに店内に入る。こじんまりした狭い店だ。聞けば、暮れにオープンしたらしい。そら知らんわ。

オープンしたての張り切りが直結したような1万円の福袋が置いてある。中身は8万円相当だとか。うーむ、気になる。でも、去年の失敗もあるし。。。というわけで、お店のお姉ちゃんにお願いをして、ちらっとだけ中身を見せてもらう。まず出てきたのが、青志野の花小鉢5点セット。なかなか良いやないの。これだけで1万円の元は取れるなあ、などと浅ましく考えて、即決。即購入。帰宅してワクワクしながら袋を開けると、使い勝手が良さそうでモダンな感じの織部の丸皿など、なかなかの当たりで大満足だった。

今年の福袋

皿の類は、えてして置き場所に困るものだが、なんとか詰め詰めして(整理してくれたのは連れ合いです - すんません)、正月から、新しい食器で飯を食っている。食事の美味さも倍増だ。いや、もちろん、今までも美味しうございましたです。ごめんなさい(また謝っている)。外食の機会が減ることを思えば、1万円も浮くってものだ。
もともと、あまり外食しないけど。

焼き物は、旅先の窯元に行くのが一応の主義なのだが、ああいう店もよいものだ。物凄い展示品(茶碗)もあったし。とても手が出せるような代物ではないけれども、やっぱり現物を生で見れるのが一番だ。


Posted by azure at 00:57:43 | from category: やきもの | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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