May 01, 2007

舌切りスズメ、元気でな

GWはカレンダー通り。だから我が家は安・近・短。日帰りで、下車したことのない駅に行こうと決めている。夏日だった今日は、三国ヶ丘駅(JRと南海が隣接している)で下りて、「仁徳天皇陵」の周囲を一周してきた。

考古学では「仁徳天皇陵」かどうかの確認が取れず、今では教科書にもそのようには書かれていないらしい。確認が取れないのは、宮内庁が調査を認めないからだとか。本当は誰が埋葬されているのかはさておき、「仁徳天皇陵」という記号でよいと思うので、そう書く。

周囲約3キロ弱をグルっと歩いた。よく言われているように、「前方後円墳」という実感はまるでなく、こんもりした森の周りを歩いているだけだ。同じ歩くのならば、せめて森の中を歩きたいものだが、宮内庁さんとしてはダメらしい。近所の悪ガキだろう、中に忍び込んで遊んでいる輩もいた。コラっ、俺かて入りたなるちゅーねん。

調査も開放もせず、さりとてきちんと管理されているでもない御陵。汚い堀はところどころ水が涸れてドブ臭い。そんな堀にも鯉が泳ぎ、アオサギやシロサギは羽根を休め、亀は甲羅干しをしている。鷺、好きなんだよなあ。見かけると、ボーっと見てしまう。御陵の散歩は全然つまらんかったけど、鷺に逢えたから良しとするか。

仁徳-堀仁徳-亀仁徳-鷺

帰りにちょっと立ち寄ったショッピングセンターのペットショップでは、ベタベタに甘えん坊のモモイロインコが遊んでくれた。おいおい、そんなに甘えられると連れて帰りたくなるやんけ。値段を見ると「50万円」。たっけー。あきらめる理由ができてよかったよ。。。なんちゃって、相場は知ってるんだな。

そういえば、今朝、朝刊を取りに行った時に、マンションのエントランスに迷い込んでいたスズメ(たぶん子供)を捕まえて、外に放してやったんだった。舌切りスズメじゃないけれど、もう失敗するなよ。

なんだか慌しかったけど、あちこちで珍しい鳥と遊んだもんだと、ちょっとファンタジーな気分に浸りつつ帰宅。うちのオカメどもに「今日はこんな鳥さんに会うてきたぞ」と報告すると、「そんなんええから早よ出して」。ヤレヤレ。

うちのオカメが一番

January 02, 2007

オカメでおめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
陰に陽に応援してくださった皆さま。ありがとうございます。

我が家の恒例となっている、オカメ様による新年の挨拶を以て、感謝の言に代えさせていただきます。

おめでとう_by_オカメ_#1おめでとう_by_オカメ_#2

ご笑覧いただければ幸甚でございます^^

まだまだ駄文を連ねるつもりでいます。やはりコメントをいただけるのは嬉しいものです。では、本年も、時々は覗いてください。よろしくお願いします。

October 18, 2006

オカメはオウム

モモチン
うちのトップアイドル、モモチン近影。
オカメはオウムだ。と言っても宗教の話ではない(あたりまえ)。
オカメインコの一番の特徴は、ほっぺたの日の丸と立派なトサカだ。こうして見ると、オカメは「インコ」ではなく「オウム」だということがよくわかる。クチバシはヒマワリの種を噛み割って食べるのにちょうどいい形をしている。噛まれたら痛そうだ。でも大丈夫。ほとんど甘噛みしかしないから。

カメチ
こちらはカメチ。「オカメチン」が本名なのだが、短縮形で定着している。ま、本名にしても短縮形にしても、ヒネリもオチもない名前で申し訳ない(誰に謝っているのか)。謝りついでに、名前が「チン」ばかりですみません。カメチはモモチンの実の父親だ。どういうわけか、こんな顔して(失礼)、メスオカメにモテモテなのだ。オカメのトサカは、本来、このカメチのようにクルリンと整っている。モモチンだけは、いつもボサボサ。突っ張っているのだ。オカメ的にはどうなのか知らないが、俺はなかなかカッコいいと思うぞ。

オカメは小松菜が大好物。カメチのクチバシが青いのは小松菜を食べた後だからだ。そういえば、土曜日に植えた小松菜が、今朝、もう芽を出していた。

September 21, 2006

オカメ勢揃い

犬を飼うとお犬様を毎日散歩させなければいけないように、オカメ飼いにも、オカメ様に対する義務がある。それは放鳥。もちろん外に放すわけにはいかないから、たいていはリビングがオカメたちの森と化す。
なにしろ7羽も居るものだから、一旦放すと部屋中埃まみれ。自動運転している空気清浄機のインジケータが真っ赤に変わり、俄然働き始める。もうすっかり慣れたけどね。
オカメたちにとっては、朝のエサやりと並んで、毎日の欠かせない楽しみの一つのようだ。
こちらが晩飯を食べ終わる頃になると、催促の視線を感じる。何もせずにリビングを離れようとすると、大声で鳴く。どうしたって「待たんかい」「開けんかい」としか聞こえない。
放されて20〜30分くらいカゴの外(リビングの中だが)で遊ぶと、三々五々、カゴの上に戻ってくる。
せいぞろい

カゴの上の様子は、ま、だいたいこんな感じだ。なにしろ7羽いる。勢揃いするとかなり狭い。個体差はある(特にうちのは大小、差が激しい)が、頭のてっぺんから尾羽の先までは20〜30cmくらいある。オカメは意外と大きいのだ。
カゴの上に戻ってきたやつらを、一羽ずつ手に乗せて中に入れる。全員入れ終わったら部屋を軽く掃除。これも、我が家に欠かせない一日のリズムの一つなのだな。

September 08, 2006

オカメばか

オカメインコを7羽飼っている。この二羽は、我が家で生まれて成長した最初の二羽だ。名前はモモ(右)とヒキ(左)。
オカメ_モモ_ヒキ
「モモ」という名前だけは決まっていて、もう一羽、なんて名前にしようか。名前は一生モンだし、ちゃんと考えてやらねば。で、「ヒキ」。私がつけました。
モモヒキは一番愛想がいいので、我が家に遊びに来てくれたお客さんの歓待係を務めてもらっている。

ヌボーっとしているように見えて、ヌボーっとしているのがオカメ。自慢できるほどではないが、こいつらだって芸をするのだ。どんな芸かというとだな、驚くなかれ、飛ばないのだ(だから自慢できないと言ったろう)。
ないのではなく、「飛ない」。虫の居所が悪いのか、単にテンションが低いだけなのか、たまに、指を出しても乗ろうとせず、つんつんつついてもジっと踏ん張って動こうとしないモードに入る。かと思うと、連れ合いの指にはそそくさと乗ったりする。

ネットでオカメインコを検索すると、いるわいるわ「オカメバカ」。うちも同類。我が家のオカメが一番かわいいと思っている。これからも時々紹介させてもらいます。