October 01, 2007

すだち水

スーパーで、今年初めて「柿」を見た。まだ高かったが、そういう季節感を目にするのは嬉しい。

徳島出身の友だちが「すだち」を一箱くれた。ご近所にお裾分けしても、まだ何十個とある。我が家では「すだち」と言えば「さんま」なのだが、いくら一尾50円とはいえ、毎日さんまばかり食べるわけにもいかない(さんまは頭と尾以外全部食べるくらい好きなのだけど)。かといって、みかんのように剥いて食べるものでもなさそうだ。そもそも剥きにくそうだし。さてどうしよう。

最近はすっかり居酒屋に行く機会も減ったのだが、居酒屋にはすだち酎ハイなんてありそうだと思いつく。しかしあいにく、今日は休肝日。ふと、普通の水に入れてみようと思った。風呂上がりに早速実行。コップ一杯の水にすだち一個分を絞る。へえ、程よい酸っぱさで、なかなか爽やかな後味じゃないか。すだち一個の大きさ(小ささ?)が、コップ一杯の分量にちょうどよいのだろう。
かくして、我が家の秋味に「すだち水」が追加されたのでした。もっと気の利いた名前ないかなぁ。