June 27, 2007

キキョウ復活!

おととしの春にキキョウを植えた。一年目はきれいにたくさん咲いてくれたのだが、二年目は、同じ鉢から、あの強烈な「フサフジウツギ」が突如として生えてきて、かわいいかわいいキキョウが駆逐されてしまった。咲いたのはなんと一輪。キキョウは多年草だけれども、もうダメかと思っていた。

ところが、今年、その強敵(?)フサフジウツギの間隙を縫うように、春先からキキョウと思しき茎が、何本も、ニョキニョキと伸びてきて、見事に復活の花を咲かせてくれた。

キキョウ1キキョウ2キキョウ3

キキョウの、まずかわいいところは、やはり、このプクプクに膨らむつぼみだな。疑いなく、balloon-flowerという名前の由来だ。その風船が弾けると、こんなに上品で綺麗で立派な花が開く。

去年、一輪だけだったのがウソのように、今も十数個のつぼみが、空に向かって弾けるのを待っている。

キキョウ4

ちっぽけではあるが、野良仕事がやめられないのは、ちっぽけながらも、日々、草花が生命力を分け与えてくれるからだろう。だって、本当に嬉しくて元気が出るもの。

June 19, 2007

ベランダ畑の二世たち

お久しぶりでございます<(_ _)>
ここ一ヶ月ほどの間、精神的、肉体的にヘトヘトで、ブログどころではなかった。この間のことは、また書く機会もあるだろう。とりあえず、復活。

ベランダには、今、10個の中型プランターと10個の中小型の植木鉢が置いてある。
ベランダ畑の二世たち
これは、そのうちの一つ。何が生えているかわかるだろうか。正解は、ミニトマト、紫蘇、そしてバジルだ。こいつらには共通点がある。「二世、または三世」であることだ。

うちのベランダ畑には、このように、特に何もしなくても、季節になると二世、三世たちが生えてくるプランターや植木鉢がいくつかある。そして、その都度、勝手に生えてくる現実に感動してしまう。

種が落ちたのは、おそらく去年の夏の終わりから冬の始まりにかけてだったろう。そして、4月頃から、紫蘇、トマト、バジルの順に芽吹き始めた。この間、種は土の中でじっとしていて、僕は適当に水を遣るくらい。種の中に仕込まれた生命の不思議さよ。時が来たらば、自ら殻を割って顔を出す。

新しく種や苗を植えるのももちろん楽しいけれども、二世、三世のかわいらしさは格別だ。我が家の貧相なベランダ畑で生命を継いでくれているのだから。