February 26, 2007

ウィンドミルで初勝利

球威は無いわ、制球は悪いわ。出来は最悪だったのだが、今季初戦の練習試合で先発し、3回投げた。試合は7対3で勝ち(5回途中で時間切れ)。お、これってもしかして勝ち投手?ソフト人生初勝利?というのを帰宅後に気付き、誰にも祝福もされず、自慢もできず。まあ自分らしいとも言えるか。

世間では「勝って驕らず」なんて言うけれども、私は「勝ったらとりあえずしばらくは調子に乗っておく」タイプ。でも、今日は本当にダメダメなピッチングだったから、自分でも意外なほどに謙虚なのだ。こういう盛り上がりのない「勝ち」も大事だね。ま、公式戦じゃなくて練習試合だから、そもそも一喜一憂する場面でもないし。

でも、バッティングは好調。ここ20年で(高校を卒業してから)、1月2月に一番よくバット振ってるからな。スイングが楽。今日もホームラン打ったぞ。自分史では「初勝利」は「初勝利」。祝砲だ。

February 19, 2007

自由の女神で再出発

仕事でも遊びでも、率いる方の役目を引き受けてしまう性分で、自業自得ではありながら、目先の課題に追われることが多い。そういう自分に気付いた時、地図を眺めることがある。普通の道路地図を眺めて、想像を働かせながら地図上でドライブをすることが多いかな。

最近のお気に入りは、Googleの地図、特に航空写真だ。自分の住んでいる地域を眺めて、自分の家とかを探すのも面白いし、航空写真で世界旅行をしてみるのもなかなか楽しい。

自由の女神を探してみる。まずは、ズームアウトして世界地図を表示する。北アメリカ大陸の東海岸。たしかマンハッタンのはずれだったっけか。などと当たりをツケながら少しずつズームインしていく。検索なんかしない。宇宙から望遠鏡を覗いている気分で探すのだ。急に倍率を上げ過ぎるとどこを見ているのかわからなくなったりするから注意。

そして、ついに見つけた。自由の女神だ。真上からのアングルだからわかりにくいのだが、太陽のイタズラで、ちょっと感動できると思うよ(だって俺、感動したもん)。

地図を眺めていると、狭くなってしまっていた視野が広がる気がするのだなあ。「ああ、なんて目先の小さいことばかり悩んでいたんだろう」て。

February 15, 2007

組織と個人

うちから徒歩1分のところに交番がある。でもって、うちのマンションの目の前には踏み切りがある。
東京の列車事故。踏み切り、交番と聞いて、すぐに思い浮かぶ言葉は「待ち伏せ」だ。なんて貧相な連想。たまに、踏み切りのすぐ脇の陰に隠れて一旦停止を取り締まる姿。警官がマンションの敷地内に隠れて見張っていて、「そこで何をしている」と、住民に叱られていたこともある。なんてトホホな住民との関係。ちなみに叱ったのは私だが。

その警官は、制服を脱げば本当はいい人なのかも知れないが、ああいうのを「おまわりさん」とは言わない。あれは「ケーサツ」だ。おまわりさんは個人。ケーサツは組織。

どの業界でもそうだろうが、会社という組織で働くからには、社員は多かれ少なかれ、その会社のブランド力という下駄を履かせてもらっている。でも、そのブランド力は社員個々人の日頃の振る舞い、活躍によってしか築かれないものだ。

会社と社員がお互いに感謝し合える関係が理想的。この絶妙なバランスが崩れてしまうと、会社は社員にとって、とても居心地の悪い場所になってしまうし、居心地の悪い場所に置かれた社員がいい仕事をしてくれるはずがない。

会社が社員に対して、「組織のためには個を殺す」ことを要求すれば、その社員は「居ても居なくてもどちらでもいい人間」になってしまう。だって、「個を殺した人間」は取り替えが利くから。そして、それは、ブランドを高めてくれるはずの力を、自ら殺していることになることに、会社は自覚的でなければならない、と思う(あらためて自分に言い聞かしている)。

ケーサツも同じだ。おまわりさんあっての「ケーサツ」ブランドだ。

February 13, 2007

平和な我が家

どういうワケか「コラーゲン」と「プロテイン」をよく間違える。
今日も、連れ合いのご機嫌を取ろうと、肌ツヤが良いことを言おうとして、「おっ、なんかプロテイン飲んでるみたいやなあ」と言ってしまい、「誰がムキムキやねん」と突っ込まれた。
まあ、こういうやり取りが幸せなんだと思うのだな(ホントに)。

February 08, 2007

しこでも踏むか

たまたま周防正行監督の「しこふんじゃった」を観た。1992年ということだから、15年前の作品になる。15年前は少し殺伐とした生活を送っていたから、その当時に観たらもしかしたら反発していたかもしれない。今観た感想は「あー、面白(おもろ)かった」。本や映画は、その時々で自分に与える影響が全く異なるから、「前に一度観たから、読んだから」といって、放置しておいてよいというものではないとあらためて思う。一方で、作品との「一期一会」は確かにあるから、気になったものには、とりあえず片端から触れておくに越したことはない。

さて、「しこふんじゃった」。今さら15年前の作品紹介もないのだが、「教立大学」相撲部が舞台の青春映画だ。対戦相手校に「應慶大学」やら「本日医科大学」とかが登場し、「なんだ『立教大学』か」と途中で気付く。ベタな命名は、登場人物に阪急宝塚線の駅名を使った漫画を思い起こす。

今、弱小ソフトボールチームを率いている(注)こともあり、監督役の柄本明に感情移入しながら観ていたのだが、一緒に観ていた連れ合いに言わせれば、周防映画に出てくる竹中直人のキャラクターが僕と被るのだそうだ。なんだかなー。まあ、普段の私はそういう人間だということです。

ともあれ、今年は「やったー、勝った勝った」と喜び合いたいものだなあと、あらためて感じた次第。

(注)監督は言わずと知れた有名博士。でも、私はヘッドコーチ兼主将として、技術指導やら士気の鼓舞やら、なんだかんだやっているから「率いている」と言っていいのだ ^^!